# メンバー管理
プロジェクト管理者、プロジェクトオーナー、およびルートアカウントは、プロジェクト内のメンバーのロール、およびデータ権限を編集できます。
# メンバー追加
メンバーを追加するには、新規メンバーを追加する方法と既存のメンバーを追加する方法の2つがあります。
- 新規メンバー追加
作成時にはログイン時に使うメンバーアカウント(ログインID)と管理画面上に表示される表示名を記入後、合わせてロールとデータ権限を設定する必要があります。また、入力時にカンマで区切る必要がある新しいアカウント番号のバッチ生成を対応します。このプロジェクトで生成されたメンバーアカウントは、ログイン後にデフォルトでこのプロジェクトの権限を取得します。
- 既存のメンバー追加
当プロジェクトへ追加予定のメンバーが既にアカウントを持っている場合は「既存のメンバーを追加」ボタンより追加可能です。また、当プロジェクトと元のプロジェクトのメンバーのロールと異なるデータ権限を付与することもできます。
別プロジェクトのメンバーをすべてこのプロジェクトに追加する必要がある場合は「メンバーのインポート」でプロジェクトメンバーをまとめて追加できます。インポートされたメンバーは、元のプロジェクトのロールを持ちます。メンバーが元のプロジェクトでカスタムロールを使用していた場合、新しいプロジェクトはメンバーのインポート時に同じカスタム ロールを作成し、メンバーの権限が一貫していることを保ちます。元のプロジェクトでプロジェクトオーナーが設定されている場合、プロジェクトのプロジェクトオーナーがプロジェクト管理者として新しいプロジェクトにインポートされます。 「メンバーのインポート」機能は、ルーツアカウントのみを対応しています。
# メンバーを削除
メンバーがプロジェクトに参加しなくなった場合プロジェクト管理者はそのメンバーを削除し、そのメンバーがプロジェクトで管理しているアセットをどうするかを選択できます。メンバーアセットにはスペース、ダッシュボード、レポート、コホート、タグ、指標アラート、仮想プロパティ、およびメンバーによって作成された参照テーブルプロパティが含まれます。プロジェクトからメンバーを削除しても、そのメンバーがシステムから直接削除されるわけではありません。そのメンバーは他のプロジェクトで引き続きアクティブである可能性があります。メンバーを直接削除する必要がある場合は、システム管理を参照してください。
- メンバーを直接削除
メンバーの仮想プロパティと参照テーブルプロパティを除くすべてのアセットは直接削除され、復元することはできませんので注意してください。このメンバーによって作成された仮想プロパティと参照テーブルプロパティは削除されず、引き続き使用できます。
- 削除、およびアセットを移行
すべてのメンバーのアセットは、プロジェクト内の指定されたメンバーに移行されます。指定されたメンバーには、アナリスト以上のロール権限が必要です。アセットを受け取ったメンバーは、移行されたアセットを引き続き使用および管理できます。
# メンバーのロールとデータ権限を設定
ルートアカウントとプロジェクトオーナーは、プロジェクト管理者を含むすべてのメンバーの権限を設定できます。プロジェクト管理者は、自身よりもロールが低いメンバーの権限を設定できます。より高い権限を持つプロジェクト管理者およびロールは、すべてのデータ権限を持っている必要があり、変更できないことに注意してください。
- メンバーの役割とデータ権限を一括編集
管理者が複数のメンバーのロールとデータ権限を一律に調整する必要がある場合、メンバーを確認して一括編集できます。
# チームを作成
日常的にTEを使用する際にメンバー間でダッシュボード共有するケースが考えられます。複数ダッシュボードの共有を設定するのは面倒な作業になり、新しいメンバーがプロジェクトに追加されると、新しいメンバーを継続的に追加するたびにダッシュボードの共有ステータスを変更する必要があります。
このような問題を解決するのがチーム作成機能です。プロダクトチーム、運営チームなどのチームメンバーに同じ部署のメンバーを追加し、チーム内のメンバーに対して共有をすばやく作成できます。プロジェクトに新しいメンバーが追加された場合、作成したチームにメンバーを追加するだけで、メンバーはチームに共有されているプロジェクトアセットを確認できます。
- メンバーは複数のチームに所属可能
- チームはプロジェクトでのみ作成でき、システムレベルのチームはない
- チームは最大50個まで作成可能